厚生労働省関東信越厚生局新潟事務所は19日、医師の出勤簿を改竄(かいざん)するなどして約720万円の診療報酬を不正に請求していたとして、新潟県柏崎市の医療法人博愛会柏崎病院(伊藤肇理事長)の保険医療機関指定を20日付で取り消すと発表した。
柏崎病院は「保険診療ができなくなるので、患者を受け入れられない」として、2月末で閉鎖する方針。
同事務所は不正請求が1億円に上る可能性もあるとみて実態解明を急ぐとともに、不正請求分に40%の加算金を加えた額を患者側に返還するよう求める方針。
同事務所によると、同病院は平成10〜19年にかけ、医療法の定める医師の標準数を満たしているかのように装うため、非常勤医師を常勤と偽った出勤簿を作り、入院基本料や食事代を減額せずに入院患者延べ74人に不正請求していた。



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