高齢者、脊柱の異変で歩行困難に

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高齢者、脊柱の異変で歩行困難に

  歩いているうちに足のしびれなどの症状が現れ、途中で休みながらでないと短い距離も歩けないようになったら「腰部脊柱(せきちゅう)管狭さく症」という病 気になっている可能性がある。脊髄の通り道である脊柱が狭くなり、神経が圧迫されて起こる。加齢とともに骨がずれるなどの理由で発症するため、六十歳以上 の高齢者がかかるケースが圧倒的に多い。
 特徴は「間欠性跛行(はこう)」という症状。家の中などで歩く分には問題ないが、屋外で五~十分歩いて いるうちに歩き続けられなくなる。ベンチなどでしばらく一休みすれば、また歩き出すことができる。「症状が悪化すれば続けて百メートルも歩けなくなる」と 東京女子医科大学・八千代医療センターの伊藤達雄病院長は説明する。
 症状が軽ければ、服薬や長距離の歩行を控えるなどの自己管理によって治療することができる。進行すると、神経の通り道を広げるための手術を受けなくてはならないこともある。気になる症状があれば、まずは整形外科などの専門医に相談してみるのがよいだろう。

 
 腰部脊柱管狭さく症の主な症状
 
  • 歩行中に足(主にひざ下)のしびれ
  • お尻から足の後ろ側にかけての痛み
  • 足の力が抜けてヘナヘナとなる
  • 尿に血が混じり紅茶のような色になる
  • 体を前かがみにすると楽になり、反り返るとつらくなる

引用元:2008年12月28日 日経新聞SUNDAY NIKKEI「1分間人間ドック」より

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