首・わきに発疹、胃がんの疑い

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首やわきの下、股間に黒くザラザラしたブツブツがたくさんできた。 そんな症状があったら、早期の胃がんが隠れている可能性がある。
黒色表皮腫と呼ばれ、不定形の黒褐色の発疹が皮膚のこすれやすい部分に出る。一つ一つは米粒大以下。触ると硬く盛り上がっていておろし金のような感触だ。痛みやかゆみが生じることもあるが、何も感じない人の方が多い。
黒色表皮腫の最大の原因は胃がんだ。胃の腺がんが出すたんぱく質が引き起こす。糖尿病やある種の先天性疾患が原因のこともあるが数は少なく、中高年の場合は真っ先に胃がんが疑われる。
表皮膚腫が出てすぐなら、がんはごく早期のことが多い。エックス線などでは見えない小さながんでも、黒色表皮腫はできる。この段階で治療すればがんは完治する可能性が高く、がんが消えれば表皮腫も治る。
痛みがないため放置してしまう人が多いが、「思い当たる症状があったらすぐに皮膚科を受診してほしい。命拾いにつながるかもしれません」と、安部正敏群馬大学講師は話している。

黒色表皮腫の特徴
  • 黒褐色の不定形のブツブツが一面に出る
  • 首、わきの下、股間などにでやすい
  • ザラザラとしたおろし金のような感触

引用元:2008年11月16日 日経新聞SUNDAY NIKKEI「1分間人間ドック」より

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