アルコール依存、断酒徹底を

毎日大量に飲酒するうちに、自分の意思で酒をやめられなくなる。そしてアルコールが切れたときに不眠や手の震え、イライラ感などの離脱症状(禁断症状)が表れるようになったらアルコール依存症の疑いがある。
社会生活上のトラブルを招きかねないほか、肝臓病やがん、脳梗塞(こうそく)、糖尿病など様々な生活習慣病の引き金ともなりうる。国内には約83万人のアルコール依存症患者がいると推定されている。85%が男性だが、女性の患者も増え続けいる。
だらしのない人の病気だと思われがちだが、基本的に誰でもかかる可能性があり、患者には社会的地位のある人なども少なくないという。治療には本人の意思はさることながら、周囲の支えと理解も欠かせない。
厚生労働省のアルコール対策専門官を務める国立病院機構久里浜アルコール症センターの遠藤光一医師は「いったん依存症になると、もう酒量は自分でコント ロールできなくなる。『少しだけなら』と考えずに、きっぱり断酒することが重要」と呼びかける。周囲も決して酒を勧めたり、飲みたくなる雰囲気をつくった りしてはいけない。

アルコール依存症になりやすい酒の飲み方
  • 1人で飲む
  • 休日に昼間から飲む
  • イライラして飲む(やけ酒)
  • 夜に眠れないから飲む(寝酒)
  • 強い酒を一気飲みする、食べずに飲む
  • 薬と一緒に飲む

引用元:2008年11月30日 日経新聞SUNDAY NIKKEI「1分間人間ドック」よ

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