腎性貧血

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腎性貧血、赤血球が不足
疲れやすい、息切れして階段を上ることができない。これらの重い貧血症状に加え、血液検査で尿素窒息の値やクレアチニンの値が高いなど腎臓の機能低下が見られたり、血液中に占める赤血球の容積の割合が低いなどの場合、「腎性貧血」の疑いがある。
腎臓は尿を作り、水分調節をしたり老廃物を体外に排出したりするだけでなく、骨髄に働きかけて赤血球の製造を促すエリスロポエチンと呼ぶホルモンを作っている。エリスロポエチンが減少すると、赤血球が不足して貧血症状が起きる。
患者の自覚症状は鉄分不足による一般的な貧血とそう変わらないが、「腎性貧血ではより強く表れる傾向がある」(自治医科大学腎臓内科の湯村和子教授)。また、骨髄の異常で血球が作られなくなる再生不良性貧血と違い、骨髄そのものには異常は見られない。重度の慢性腎臓病患者だけでなく、「高齢者では気づかないうちに腎機能が低下し腎性貧血となっていることも多い」
治療にはエリスロポエチン製剤を皮下注射で補い、赤血球を増やす。されに、原料の一つである鉄分を錠剤などでとると改善が早い。

腎性貧血の診断、治療法
診断 
  •  血液のエリスロポエチン、ヘモグロビン、ヘマトクリット値が低い
  •  血中のクレアチニン、尿素窒素、尿酸値が高い
治療
  •  エリスロポエチン製剤、鉄分投与
  •  腎機能管理のため食事指導など



    引用元:2008年9月14日 日経新聞SUNDAY NIKKEI「1分間人間ドック」より


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