乳房の痛み乳腺症の疑い

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20~50歳代の女性で乳房に痛みやしこりがあったり、乳頭からの分泌物があったりした場合、乳腺症の疑いがある。
「乳腺外来に訪れる人の中で一番多い症状」(埼玉医科大学の乳腺腫瘍科の佐伯俊昭教授)で、女性ホルモンなどのバランスが崩れることが原因といわれている。
乳腺組織が変化して痛みを感じるようになる。
治療は痛みの度合いで違ってくる。たまにちくちくと痛んだり違和感を覚えたりする程度の軽い痛みではそのまま経過観察となる。
なかなか痛みが消えず、寝る時にも困るという人は鎮痛剤を服用する。
コーヒーなどカフェインを多く含む飲み物はできるだけ避けたほうがよい。加齢とともに症状は軽減され、自然に治癒することがほとんどだ。
乳腺症は良性疾患で乳がんとは関係はないが、乳腺症があると画像診断で乳がんが見つけにくいこともある。
佐伯教授は「痛みがあるから、がんではないと過信しないこと。特に三十代後半になったら、定期的に乳がん検診を受けてほしい」と呼びかけている。

乳腺症の症状と自己検診法
・乳房の痛み
左右両方にある場合が多い
・乳房のしこり
あおむけに寝て肩の下に座布団を敷き、腕をあげて乳房の内側を、腕を下げて外側を調べる。わきも忘れずに
・乳房からの分泌物
乳頭を軽くつまんで、血のような液が出ないか調べる


引用元:2008年7月13日 日経新聞SUNDAY NIKKEI「1分間人間ドック」より

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